レブロン・ジェイムス ハック作戦について「戦略のひとつ」
コミッショナーのアダム・シルバーは先日、ハック作戦のルール変更に言及した。
早ければ来季からハック作戦のルールが変更されるもののと予想されるが、これにはフリースローを苦手としているアンドレ・ドラモンドやディアンドレ・ジョーダンらは喜んでいることだろう。
だが、クリーヴランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスはハック作戦は戦略の一部であり、ルール変更の必要はないと考えているのかもしれない。
ジェイムスはハック作戦のルール変更について次のようにコメント。Cleveland.comが伝えている。
「それ(ハック作戦)に関する問題は、俺には本当に分からない。結局のところ、それは戦略のひとつであり、勝利につながるかどうか。もしそれがゲームの一部であり、フリースローが苦手な選手がいるなら、その選手にフリースローを打たせる。戦略のひとつさ」
「アウトサイドショットがうまくない選手にアウトサイドショットを打たせるように仕向ける、ターンオーバーが多い選手にプレッシャーをかける。そういったことと(ハック作戦に)違いはないよね。すべて戦略のひとつなんだ。違いはない」
レブロンの考えはおそらく正論だろう。
とはいえ、ハック作戦は試合の流れを遮断し、間延びさせてしまうという側面もある。
また、テレビの放送時間枠などの問題も関係してくるだろう。
今後は多くの選手やコーチらがハック作戦に言及するものと予想されるが、収益の改善を考えているシルバーだけに、現時点ではルール変更の可能性が高いと考えるのが妥当かもしれない。
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