ドック・リバースHC コービー・ブライアントに現役引退について「ハッピー」
ロサンゼルス・クリッパーズのドック・リバースHCにとって、今季限りで現役生活にピリオドを打つコービー・ブライアントの存在はやっかいなものだったことだろう。
ボストン・セルティックスを指揮していたリバースHCは、2008年のプレイオフファイナルでブライアント擁するロサンゼルス・レイカーズと対戦。
4勝2敗でセルティックスがシリーズを制し、チャンピオンに輝いたものの、2009年のプレイオフファイナルではレイカーズに3勝4敗で敗れ、タイトル獲得を阻まれた。
そのリバースHCがブライアントとの激戦を振り返り、冗談交じりに次のようにコメント。thescore.comが伝えている。
「本当に嬉しいよ。コービーが引退したら、本当に嬉しい。彼は私に痛みをもたらしてきたからね。引退を楽しみにしてる。コービーにプレイし続けてもらいたいってみんな言うよね。それは本当のことじゃない。あの男は我々全員に痛みをもたらしたんだから」
「彼が毎晩どれほどハードにプレイしてきたか、私は忘れない。彼はタフでフィジカルだった。二つのシリーズ(2008年と2010年のファイナル)でコービーのメンタルが際立ったよね」
「我々はその才能を知ってる。だけど、彼をコーチングする、もしくはコーチとして彼と対戦するまで、彼のことは理解できないと思うよ」
ブライアント率いるレイカーズとリバースHC率いるクリッパーズの対戦は、日本時間7日が最後となる。
リバースHCにとってレイカーズとの2連戦は特別なものになることだろう。
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