所属先未定のタイ・ローソン「俺は見落とされてる」
デンバー・ナゲッツを離れて以降のタイ・ローソンは、精彩を欠いている。
ヒューストン・ロケッツでは先発ポイントガードの座を射止めることができず、昨季途中に解雇。
幸運にもインディアナ・ペイサーズと昨季終了までの契約を結ぶことができたが、FAとなった現在は所属先が決まっていない。
コート上でのパフォーマンスレベルが落ちただけでなく、プライベートでもさまざまな問題を起こした経緯があるだけに、問題児扱いされているローソン。
そのローソンが飲酒運転の問題を反省しつつ、自身の現状について説明した模様。ローソンのコメントをESPNが伝えている。
「すべては自信を持つということ。自信を感じなくなったのは、昨季が初めてのことだった。何か間違ったことをしたら、シュートしたりパスしたりするのが怖くなったんだ」
「いつ通りのプレイをすれば、昨季より簡単になるんじゃないかな。リハビリがあったから、そんなにワークアウトに時間を割けなかった。集中するよ。今は毎日ジムにいる。デンバー時代のタイ・ローソンを見せる準備はできてる。そう感じてるんだ」
「飲酒運転で逮捕された。もう運転しないし、無責任なことはしない。俺は一日中酒を飲んでるような人間じゃないよ」
「俺が感じてるより、自分の価値は安くなるだろうね、FA市場で俺は見落とされてるように感じてる」
これまでに飲酒運転で3度逮捕され、ナゲッツ時代にはチームを痛烈に批判したローソン。
オフェンス能力の高さには定評があるものの、周囲からの信頼を取り戻すことが必要となるだろう。
なお、昨季のローソンはロケッツとペイサーズでレギュラーシーズン66試合に出場し、平均21.4分のプレイで5.7得点、1.8リバウンド、3.6アシスト、0.8スティール、FG成功率39.3%、3P成功率33.3%を記録。
キャリア7年では通算482試合に出場し、平均29.8分のプレイで13.1得点、2.8リバウンド、6.2アシスト、1.2スティール、FG成功率46.1%、3P成功率36.6%を記録している。
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