ジェリー・ラインズドルフ「ジョアキム・ノアは最前線のプレイヤーではなかった」
デリック・ローズがトレードでニューヨーク・ニックスに移籍したのに続き、ジョアキム・ノアもシカゴ・ブルズを離れ、ニックスに移籍した。
かつてのディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーであるノアはここ数年、度重なる怪我に苦しめられており、以前のようなパフォーマンスを見せることができていない。
ブルズでもバックアップセンターとして起用されるようになり、ノアの居場所は徐々に狭くなってしまった。
そしてニックスと4年7200万ドルの契約を交わしたわけだが、ブルズのオーナーであるジェリー・ラインズドルフはノアに再契約をオファーしなかった理由を次のように説明。the Chicago Tribuneが伝えている。
「我々が感じたことは、その時だったということ。ジョアキムはもうこれ以上最前線のプレイヤーにはならないだろうと我々は感じていた。パウ(・ガソル)が出て行くことも確信してた。だからセンターの(ロビン・)ロペスを獲得することは重要だったんだ」
ノアにとって、来季は復活をかけた重要な一年となるだろう。
怪我のリスクは否めないものの、新たな環境、新たなチームメイトたちと共にニックス再建に尽力するのは間違いない。
なお、昨季のノアはレギュラーシーズン29試合に出場し、平均21.9分のプレイで4.3得点、8.8リバウンド、3.8アシスト、1.0ブロックショット、FG成功率38.3%、フリースロー成功率48.9%を記録。
キャリア9年で通算572試合に出場し、平均29.5分のプレイで9.3得点、9.4リバウンド、3.0アシスト、1.4ブロックショット、FG成功率49.0%、フリースロー成功率71.1%を記録している。
コメントを残す