デリック・ローズ「ニックスが心を変えないことを望む」
シカゴ・ブルズのデリック・ローズは、先日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦を無断欠場した。
無断の理由を「家族の問題」としたローズに対し、ニックスは罰金処分を命じたが、出場停止処分を科さなかったことから、ローズが置かれていた状況に一定の理解を示したと見ることもできる。
一方で、今回の問題が次の契約内容に影響を与える可能性もゼロではないだろう。
ニックスは以前からローズとの再契約を示唆しているものの、無断欠場が影響し、短期契約となる可能性も否定できない。
当のローズは契約について次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「ひとつの出来事が彼ら(ニックスのフロントオフィス)の心を変えないことを望む。誰が分かるんだい?これはビジネスだからね」
「戻ってきた時、愛だけを感じた。彼らには謝罪した。もし俺がネガティブなエネルギーで戻ってきてたら、俺のことをみんな違った目で見てただろうね。ただ愛だけを感じた。彼らはちゃんと考えてくれたし、俺に余地を与えてくれたんだ」
この夏に完全FAになるローズはニックスとの再契約を望んでおり、一部ではマックス契約を希望しているとも噂されている。
ニックス側がどのような契約をオファーするのか分からないが、マックス契約を手にしたいのであれば、残りのシーズンでそれに見合ったパフォーマンスを見せ、チームをプレイオフ復帰に導かなければならないだろう。
なお、今季のローズは35試合に出場し、平均32.0分のプレイで17.5得点、3.9リバウンド、4.4アシスト、FG成功率45.1%、3P成功率24.5%を記録。
キャリアを通してレギュラーシーズン通算441試合に出場し、平均34.8分のプレイで19.5得点、3.7リバウンド、6.1アシスト、FG成功率44.8%、3P成功率30.0%を記録している。
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