エイブリー・ブラッドリー 自身のトレードについて「ショックじゃなかった」
リーグトップクラスのディフェンス力を誇るエイブリー・ブラッドリーは、このオフのトレードでボストン・セルティックスからデトロイト・ピストンズへ移籍した。
このトレードはブラッドリーのパフォーマンスに問題があったからではなく、ゴードン・ヘイワード獲得へ向けたサラリー捻出のためだったとされている。
とはいえ、セルティックス一筋のキャリアを送ってきたブラッドリーにとって、来季は新たなキャリアの幕開けとなるだろう。
ブラッドリーは今回のトレードとピストンズについて次のようにコメント。Bleacher Reportが伝えている。
「(トレードは)サプライズじゃないよ。俺はNBAに8年いるし、これはビジネスだから。何だって起こり得る。いつ何が起きてもおかしくない。だからショックじゃなかったんだ。言ってる意味が分かるかい?可能性があることは分かってた。未来のことは読めないし、チームのことも読めない。だけど、どこかに行くだろうってことは分かってたのさ」
「何でもできる感じがしてる。スタン(・バン・ガンディHC)がやろうとしてることには同意できるし、タレントも多い。もし俺たちがまとまることができたら、スペシャルなシーズンになるだろう。特にスタン・バン・ガンディのようなコーチと一緒ならね。彼はスペシャルだし、スタッフのことを本当に理解してるんだ」
「このチームを助けるためにもっとリーダーシップを発揮したい。ハードワークのメンタルももたらしたい。それができたら、俺たちのチームならどんなことでもできると感じてるんだ」
37勝45敗で昨季を終え、プレイオフ進出を逃したピストンズ。
かつての栄光を取り戻すべく、ブラッドリーはディフェンスとリーダーシップでピストンズを牽引してくれるだろう。
なお、昨季のブラッドリーはレギュラシーズン55試合に出場し、平均33.4分のプレイで16.3得点(キャリアハイ)、6.1リバウンド(キャリアハイ)、2.2アシスト(キャリアハイ)、1.2スティール、FG成功率46.3%、3P成功率39.0%を記録。
キャリア7年ではレギュラーシーズン通算413試合に出場し、平均28.1分のプレイで12.1得点、3.1リバウンド、1.7アシスト、1.1スティール、FG成功率44.2%、3P成功率36.6%を記録している。
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