解雇のオムリ・カスピ「ウォリアーズを愛してる」
ゴールデンステイト・ウォリアーズは先日、ベテランフォワードのオムリ・カスピを解雇した。
2ウェイ契約を結んでいたクイン・クックの契約をレギュラー契約に変更するには、ロスターをひとりかっとしなければならなかったわけだが、ウォリアーズは負傷離脱中であったカスピを解雇。
ウォリアーズのフロントオフィスにとって、おそらく苦渋の決断だったことだろう。
それをカスピも理解しているようだ。
カスピは解雇当時を振り返り、次のようにコメント。sacbee.comが伝えている。
「NBAに残りたいね。今季はウォリアーズでたくさんのことを学んだ。素晴らしい組織さ。スティーブ(・カーHC)の逆境に対する対処法は本当に印象的だった。彼は俺に『君がここにもたらしてくれたものが私は大好きだ』と言ってくれた。俺に解雇を伝えるのは難しかっただろうね」
「ボブ(・マイヤーズGM)と会った時、スティーブはうつむいたままだった。彼にこう言ったんだ。『みんなのことを愛してる。分かったよ』とね。健康な状態を取り戻せば、プレイオフロスターに残ってると思ってた。これは時として難しいビジネスなのさ」
カスピによると、現時点では海外でプレイすることは考えていないという。
夏までに健康体を取り戻し、来季の復活を期待したいところだ。
なお、今季のカスピは53試合に出場し、平均14.0分のプレイで5.7得点、3.8リバウンド、1.0アシスト、FG成功率58.0%(キャリアハイ)、3P成功率45.5%(キャリアハイ)を記録。
キャリアを通してサクラメント・キングス、クリーヴランド・キャバリアーズ、ヒューストン・ロケッツ、サクラメント・キングス、ニューオーリンズ・ペリカンズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ウォリアーズでレギュラーシーズン通算552試合に出場し、平均20.7分のプレイで8.0得点、4.1リバウンド、1.2アシスト、FG成功率45.1%、3P成功率36.9%を記録している。
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