マイアミ・ヒートのディオン・ウェイターズは2017-18シーズン30試合を終了した時点で足首の手術を受ける決断を下し、残りのゲームを全休した。

エリック・スポエストラHCによると、ウェイターズはヒート加入後から足首に問題を抱えており、万全な状態でプレイできていなかったという。

スポエストラHCはウェイターズについて次のようにコメント。The Miami Heraldが伝えている。

「彼がここに来た時から、フィジカル面は万全な状態じゃなかったと思う。彼は素晴らしい準備をした。だけど、足首を一度怪我して以降、常にその問題に対処してた。彼にとって本当に重要な夏になるだろうね。彼は戻って来る。足を適切な状態に戻すためにトレーニングしてる。その次のステップは、ワールドクラスの力を取り戻すこと。そして、彼のバスケットボールスキルを発展させるための最終段階に入る」

現時点で復帰時期は明らかになっておらず、トレーニングキャンプおよび来季開幕に間に合うかも未定。

ウェイターズはヒートにとって重要な先発メンバーであるだけに、チームメイトたちもウェイターズの完全復帰を心待ちにしていることだろう。

プレイオフではフィラデルフィア・セブンティシクサーズに完敗してしまったが、復帰後のウェイターズにはヒートをステップアップさせる働きを期待したいところだ。

なお、今季のウェイターズはレギュラーシーズン30試合に出場し、平均30.6分のプレイで14.3得点、2.6リバウンド、3.8アシスト、0.8スティール、FG成功率39.8％、3P成功率30.6％を記録。

キャリア6年を通してクリーヴランド・キャバリアーズ、オクラホマシティ・サンダー、ヒートでレギュラーシーズン通算365試合に出場し、平均28.7分のプレイで13.3得点、2.7リバウンド、2.8アシスト、1.0スティール、FG成功率41.2％、3P成功率34.1％を記録している。