ミネソタ凱旋のジミー・バトラー「ブーイングされるだろう」
シーズン途中のトレードでミネソタ・ティンバーウルブズからフィラデルフィア・セブンティシクサーズに移籍したジミー・バトラーが、トレード後初めてウルブズのホームであるターゲットセンターに凱旋する。
バトラーは自らトレードを求めて移籍したため、ウルブズファンはバトラーに容赦ないブーイングを浴びせるだろう。
バトラー自身もそれを覚悟し、逆に楽しむ構えのようだ。バトラーのコメントをthe New York Timesが伝えている。
「彼ら(ウルブズファン)は俺にブーイングを浴びせるだろうね。俺も俺自身にブーイングする。嘘をつくつもりはないよ」
「俺がそれ(ブーイング)が大好き。大好き。常に愛されたいヤツなんているのかい?」
「OKさ。問題ない。みんなに俺のことを好きになってもらう必要はない。俺は俺自身のことを理解してる。うまくは言えないけど、俺は俺のことを理解してる。俺の心がどこにあるのかを知ってる。人々は俺のことを『あちこちさまよってる』と言うだろう。でも、俺の周りに毎日いる人間を除き、誰も俺のことを知らないよね。彼らに聞いてみてくれ。違うことを答えると思うよ」
この発言がウルブズファンの感情を逆撫でてしまうかもしれないが、バトラーは我関せずでプレイするだろう。
一方のウルブズはプレイオフ進出をのがしてしまったものの、シクサーズ戦は熱いバトルを繰り広げてもらいたい。
なお、シクサーズ移籍後のバトラーは52試合に出場し、平均33.4分のプレイで18.7得点、5.2リバウンド、4.1アシスト、1.8スティール、FG成功率46.6%、3P成功率34.0%を記録。
キャリアを通してシカゴ・ブルズ、ウルブズ、シクサーズでレギュラーシーズン通算520試合に出場し、平均33.0分のプレイで16.7得点、4.9リバウンド、3.5アシスト、1.6スティール、FG成功率45.4%、3P成功率34.1%を記録している。
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