ポール・ジョージ ダミアン・リラードの決勝点は「バッドショットだった」
オクラホマシティ・サンダー対ポートランド・トレイルブレイザーズのプレイオフファーストラウンドは、ダミアン・リラードの劇的3Pショットにより、ブレイザーズが制した。
タイスコアだった第5戦最終盤、ポール・ジョージにマッチアップされたダミアン・リラードは、リムに視線を移し、ステップバックで37フィートの距離から3Pショットを放つと、見事成功。
リラードが放ったボールがネットを通過すると同時に試合終了のブザーが鳴り響き、ホームのブレイザーズが劇的勝利を飾った。
一般的にはドライブで攻め込み、ドライブを仕掛けてよりイージーなショットを狙う、もしくはファウルをもらいにいく、もしくはオープンになったチームメイトにパスを出すケースが多いものの、リラードは3Pを選択。
それゆえ、マッチアップしていたジョージは不意を突かれてしまったのかもしれない。
ジョージはリラードの決勝ショットを振り返り、次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「あれはバッド、バッドショットだった。誰が何と言おうと、俺は気にしない。あれはバッドショットだった。だけど彼は決めたんだ。だから、バッドショットだったというストーリーにはならないだろうね」
サンダーがファーストラウンドで敗退するのは3年連続。
この夏にロスターの調整に動くと予想されるが、MVPクラスのパフォーマンスを続けたジョージには来季の活躍も期待し、サンダーをさらなる高みに連れて行ってもらいたい。
なお、今季のジョージはレギュラーシーズン77試合に出場し、平均36.9分のプレイで28.0得点(キャリアハイ)、8.2リバウンド(キャリアハイ)、4.1アシスト(キャリアハイタイ)、2.2スティール(キャリアハイ)、FG成功率43.8%、3P成功率38.6%を記録。
プレイオフでは5試合に出場し、平均40.8分のプレイで28.6得点、8.6リバウンド、3.6アシスト、1.4スティール、FG成功率43.6%、3P成功率31.9%を記録した。
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