エネス・カンター「ニックスがウェイブしてくれたことに感謝」
ベテランビッグマンのエネス・カンターはニューヨーク・ニックスで1シーズン半を過ごした後、ポートランド・トレイルブレイザーズに移籍した。
ブレイザーズではユスフ・ナーキッチにバックアップとして起用されると見られていたものの、ナーキッチが負傷離脱したことにより先発起用され、見事期待に応えるパフォーマンスを見せている。
プレイオフファーストラウンドを突破した後、カンターは次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。
「まず最初に、俺をウェイブしてくれたニックスに感謝したい。彼らが俺をウェイブしなければ、俺はここにいなかったからね」
カンターは古巣オクラホマシティ・サンダーとのファーストラウンド第5戦で13得点、13リバウンドを記録し、勝利に貢献。
この試合はダミアン・リラードの劇的3Pでブレイザーズが勝利したが、カンターもリラードのパフォーマンスに驚きを隠せないようだ。
「あんなのはこれまで一度も見たことがなかった。たくさんの素晴らしいプレイヤーたちと一緒にプレイしてきたけど、デイムはナンバーワンだね」
ブレイザーズはカンファレンスセミファイナルでデンバー・ナゲッツ、もしくはサンアントニオ・スパーズと対戦する。
ナゲッツにはニコラ・ヨキッチ、スパーズにはラマーカス・オルドリッジと、いずれのチームにもオールスタービッグマンがいるため、カンターにとっては大きな仕事になるだろう。
カンターにはファーストラウンドに続き、カンファレンスセミファイナルでもチームを支えるパフォーマンスを期待したい。
なお、ブレイザーズ移籍後のカンターはレギュラーシーズン23試合に出場し、平均22.3分のプレイで13.1得点、8.6リバウンド、1.4アシスト、FG成功率57.7%、フリースロー成功率73.5%を記録。
プレイオフでは5試合に出場し、平均29.4分のプレイで13.2得点、10.2リバウンド、2.0アシスト、FG成功率57.4%、フリースロー成功率80.0%を記録している。
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