ジェレミー・リン 再びセキュリティに止められる
ベテランガードのジェレミー・リンはシャーロット・ホーネッツに所属していた約3年前、ロードゲームで対戦相手のアリーナに乗り込むたび、入り口でセキュリティに制止されることを明かした。
その状況は今でも続いているようだ。
リンによると、試合後にチームバスに乗ろうとしたところ、セキュリティに制止されたという。リンのコメントをnbcsports.comが伝えている。
「ミルウォーキーでの第2戦が終わった後にチームバスに乗ろうとした。そしたらミルウォーキーアリーナのひとりの男が俺に向かって叫んできた。彼は『君はどこに向かってるんだい?』と聞いてきたから、俺は『チームバスに乗ろうとしてる』と答えた。彼は『何だって?!君のパスはどこにある?』と言ってきたから、俺は『パスは持ってない。君が何のことを話してるのか俺には分からない。俺はパスは持ってない』と返したのさ」
ニューヨーク・ニックス時代に”リンサニティ”ブームを巻き起こし、一躍時の人となったリン。
だが、ニックスを離れて以降は難しい時間が続いており、いまだ知名度は広がっていないのかもしれない。
NBAでは珍しいアジア系プレイヤーであり、またアスリートには見えない風貌であることも影響しているであろうが、完全顔パスにはまだまだ時間がかかることになりそうだ。
なお、今季のリンはアトランタ・ホークスとトロント・ラプターズでレギュラーシーズン合計74試合に出場し、平均19.4分のプレイで9.6得点、2.4リバウンド、3.1アシスト、0.6スティール、FG成功率44.0%、3P成功率29.4%を記録。
キャリアを通してゴールデンステイト・ウォリアーズ、ニューヨーク・ニックス、ヒューストン・ロケッツ、ロサンゼルス・レイカーズ、ホーネッツ、ブルックリン・ネッツ、ホークス、ラプターズでレギュラーシーズン通算480試合に出場し、平均25.5分のプレイで11.6得点、2.8リバウンド、4.3アシスト、1.1スティール、FG成功率43.3%、3P成功率34.2%を記録している。
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