エネス・カンター「ポートランドが大好き」
シーズン中にポートランド・トレイルブレイザーズに加わったエネス・カンターは、チームのカンファレンスファイナル進出に大きく貢献した。
先発センターのユスフ・ナーキッチが負傷離脱して以降、ブレイザーズのインサイドの要となったカンター。
間もなくFAになり、新たな所属先を探すことになるが、ブレイザーズでの時間を大いに楽しんだようだ。
カンターはブレイザーズについて次のようにコメント。The Oklahomanが伝えている。
「ポートランドで起こったことを嬉しく思ってる。俺はポートランドが大好きだ。あの都市の人々が大好きだ。ファンのみんなのことが大好きだ。勝てるところに行きたい。ポートランドも無視できない。キャリア9年目に入る。自分にとって良い環境であるところに行きたいし、出場時間を求めるし、勝ちたいんだ」
カンターはこの夏に各都市を巡り、反いじめをテーマとしたキャンプを開催する。
すでに古巣オクラホマシティでのキャンプを終え、夏を通して32の州を訪れる予定だという。
「あらゆるNBAの都市を訪れる。彼らは俺たちを応援してくれてるし、俺たちに敵対もしてる。だけど、観戦に来てくれるし、NBAをサポートしてくれてる。彼らに恩返しすることはプレイヤーにとって大切なことだと思うんだ」
ニューヨーク・ニックスでは難しい時間を過ごしていただけに、移籍後は目の前が開かれた感覚になったことだろう。
まだ来季の所属先は決まっていないが、どのチームでプレイするとしても、ファンとチームのために全力を尽くすに違いない。
なお、ブレイザーズ移籍後のカンターはレギュラーシーズン23試合に出場し、平均22.3分のプレイで13.1得点、8.6リバウンド、1.4アシスト、FG成功率57.7%、フリースロー成功率73.5%を記録。
キャリア8年を通してユタ・ジャズ、オクラホマシティ・サンダー、ニックス、ブレイザーズでレギュラーシーズン通算583試合に出場し、平均22.2分のプレイで11.9得点、7.6リバウンド、0.8アシスト、FG成功率54.1%、フリースロー成功率78.0%を記録している。
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