サンダーのサム・プレスティGMがジョシュ・ギディーのトレードの経緯を明かす「彼は最高のプロフェッショナリズムを示してくれた」
オクラホマシティ・サンダーは先日のトレードでジョシュ・ギディーをシカゴ・ブルズに放出し、NBA屈指の3&Dであるアレックス・カルーソを獲得した。
サンダーにとって勝ちトレードと言っても過言ではなさそうだが、ギディーのトレードは必然だったのかもしれない。
サンダーのゼネラルマネージャーを務めるサム・プレスティによると、ギディーに来季ベンチ起用とする予定であることを伝えたところ、ギディーは難色を示したという。
プレスティGMはギディーのトレードについて、次のようにコメント。larrybrownsportsが伝えている。
我々のチームにものすごく貢献してくれたジョシュに感謝したい。
彼はシカゴでチャンスを広げるだろう。
我々はそう確信している。
我々が2021年のジョシュをドラフトした時、彼はサンダーの次期ビジョンにおいて重要な一員だった。
それ以降、我々のチームは予想していなかったほどに急速に、ダイナミックに進化を遂げてきた。
それゆえに、我々はこのオフシーズン中に議論を始め、来季はジョシュをベンチ起用とするほうが彼の才能を最大限引き出し、チームとして48分間を通して最も効率的であるという結論に至ったんだ。
ジョシュにはそう説明したが、彼はそれをイメージするのが難しかったようだ。
そして、他の場所で彼のポテンシャルを開花させるため、問い合わせする方向に進んだ。
ジョシュは話し合いの中で、いつものように最高のプロフェッショナリズムを示してくれた。
ジョシュにはオールスターのポテンシャルがある。
だが、現在のサンダーにおいて、そこに到達させることはチーム全体として最適ではない。
これらの議論を重ねたうえで、我々は前に進み、組織にとってベストとなることを優先したんだ。
ギディーはサンダーでスターターとしてプレイし続けていたが、昨季はジェイレン・ウィリアムスなど他の若手たちの台頭もあり、ギディーがボールを持つ機会は減少。
NBAプレイオフではアウトサイドシュートの問題が露呈し、NBAキャリアを通して初めてスターターから外された。
ギディーはブルズでボールを持つ機会を得るだろうが、来季はNBA選手として飛躍するか停滞するか重要なシーズンとなるだろう。
果たしてギディーは新天地で実績を残し、NBAオールスターレベルの選手に成長することができるだろうか?