マブス移籍のクレイ・トンプソンが背番号31番に変更した理由とは?
サイン&トレードでダラス・マーベリックスに移籍したクレイ・トンプソンは、NBAキャリアを通して背番号11番のユニフォームを着てプレイしていた。
だが、マブスではNBAスターのカイリー・アービングが背番号11番のユニフォームを着てプレイしているため、トンプソンは背番号を変更しなければならなかった。
その結果、トンプソンは背番号11番を選んだというが、なぜ11番なのだろうか?
トンプソンは入団記者会見で背番号11番を選んだ理由について質問されると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。
レジー・ミラーが31番だった。
僕は10代の頃、レジーがスクリーンを使ってシュートを撃つプレイを何度も見た。
彼にはウィニングショットを決める能力があった。
シューターとしては、あのようなショットを見るのが最も刺激的だった。
なぜなら、彼は恐れ知らずだったからね。
シュートを決めようが外そうが、彼はそれと共に生きていたんだ。
それが僕のゲームのモデルになった。
コートにスペースをもたらす能力だ。
レジーをオープンにできなかったように、僕もオープンにすべきではない。
僕にとって、それもインスピレーションになった。
3ポイントの成功本数で彼を抜くチャンスがあると思っていたから、僕のようなシューターの道を切り開いてくれた彼を称える最高の方法だと思ったんだ。
トンプソンはNBAキャリアを通して3ポイントシュートを2481本決めている。
一方、ミラーは通算2560本だ。
つまり、トンプソンは来季中にミラーの通算3ポイント成功本数を上回る可能性が高い。
トンプソンはウォリアーズを離れてしまったが、マブスの一員として新たなマイルストーンを達成することになりそうだ。
なお、ミラーとトンプソンのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | R・ミラー | K・トンプソン |
---|---|---|
G | 1389 | 793 |
MP | 34.3 | 32.6 |
PTS | 18.2 | 19.6 |
TRB | 3.0 | 3.5 |
AST | 3.0 | 2.3 |
STL | 1.1 | 0.9 |
BLK | 0.2 | 0.5 |
TO | 1.7 | 1.7 |
FG% | 47.1% | 45.3% |
3P% | 39.5% | 41.3% |
FT% | 88.8% | 85.8% |