ミルウォーキー・バックスのNBAオールスターフォワード、ヤニス・アンテトクンポは、間もなく開幕するパリオリンピックにギリシャ代表の一員として出場する。

ギリシャ代表は最終予選トーナメントを勝ち上がって本戦出場権を勝ち取ったわけだが、ギリシャ代表はアンテトクンポではなく、ニック・カラセスとトーマス・ウォーカップをメインのボールハンドラーとして起用した。

それについて質問されたアンテトクンポは、次のように答えたという。basketnews.comが伝えている。

NBAとFIBAのバスケットボールはまったく違う。

このようなゲームでは全員がボールを持ってアイソレーションでプレイすることができる。

アイソレーションゲームが多くなる。

「君の力を見せてみろ」といった感じだ。

僕はすごく負けず嫌いで、ただ勝ちたい。

ニックには「もっとハンドオフに来い」、「フラットなピック＆ロールを仕掛けろ」と言われたし、トーマスには「ジャンプショットを撃て」と言われた。

彼らには「もっと良いディフェンスをしろ」とも言われた。

適応しなければならない。

FIBAのゲームではより忍耐強く、自分のゲームができるチャンスを待たなければならない。

アンテトクンポによると、怪我で離脱を余儀なくされた兄のタナシス・アンテトクンポは、常にギリシャ代表をサポートしているという。

勝つことが重要だ。

どのチームで勝とうと関係ない。

勝つこと、チームを成功に導くことが重要だ。

（オリンピック出場権を勝ち取った時）タナシスは飛び跳ねて喜んでいた。

彼は毎日ロッカールームに来てくれる。

全員の目を見て、「戦争に行く準備をしろ」と伝えている。

素晴らしいリーダーさ。

アンテトクンポはパリオリンピックの開会式でギリシャ代表の旗手を務める予定だ。

ギリシャ代表がパリオリンピックのグループステージで対戦するのは、オーストラリア代表、カナダ代表、スペイン代表だ。

最も厳しいグループに入ったギリシャ代表は、果たして悲願のメダルを勝ち取ることができるだろうか？