昨年のNBAドラフト1位選手のビクター・ウェンバンヤマは、間もなく開幕するパリオリンピックにフランス代表の一員として出場する。

現在20歳のエンビードがオリンピックに出場するのは、もちろんこれが初めてだ。

エンビードは先日、母国開催のオリンピック出場について質問されると、次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。

オリンピックを実感するのはまだ難しい。

これまで観てきた他のオリンピックとは違う。

マルセイエーズ（フランスの国家）の時に初めて実感するんじゃないかな。

フランス代表はエキシビジョンマッチでトルコ代表とドイツ代表（2試合中1試合）に勝利したものの、セルビア代表、ドイツ代表、カナダ代表、オーストラリア代表に敗れ、2勝4敗にとどまっている。

だが、ウェンバンヤマはポジティブにとらえているようだ。

本番前に困難にさらされたほうが、準備が整う。

僕たちは正しい方向に進んでいると思うよ。

スタッフと選手たちのエネルギーは素晴らしい。

他のチームでは見たことがないほどだ。

成功しようという強い意思が感じられる。

僕たちは今も大きな自信を持っている。

平坦な道ではないことは分かっている。

フランス代表は昨年夏のFIBAバスケットボールワールドカップでグループステージ敗退という屈辱を味わった。

パリオリンピックはそのリベンジの舞台ともなるだろうが、ウェンバンヤマは初めてのオリンピックを楽しみつつ、フランス代表を勝利に導くことだろう。