シカゴ・ブルズはこのオフシーズン中にNBAスターのザック・ラビーンをトレードで放出すると見られていた。

だが、大型契約と怪我によりラビーンの市場価値は著しく低下し、今日に至るまでトレードは実現していない。

ブルズはこの状況を受け、ラビーンのトレードを断念したのかもしれない。

RealGMによると、ブルズはラビーンをロスターに残すことを計画しているという。

ブルズとしては来季もラビーンを主力としてプレイさせ、市場価値を回復させたいところだろう。

もし市場価値が回復すれば、来年2月のトレード期限、もしくは来年のオフシーズン中にトレードで放出し、十分なリターンを得られる可能性が高まる。

ラビーンが本来のパフォーマンスを取り戻せる保証はないが、デマー・デローザンが移籍したことにより、少なくともスコアリングに関わる機会は増えるに違いない。

なお、ラビーンは契約をあと3年1億4000万ドル残している。

2026-27シーズンは4900万ドルのプレイヤーオプションとなっているが、もしラビーンが市場価値を高めることができなかった場合、オプションを行使する可能性が高い。