ポール・ジョージがパリオリンピック出場のジョエル・エンビードに送ったアドバイスとは?
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、チームUSAの一員としてパリオリンピックに出場している。
だが、エキシビジョンマッチを含めて十分なパフォーマンスを発揮することができていない。
エンビードによると、シクサーズでの役割とチームUSAでの役割には違いがあり、彼が支配力を過剰に発揮する必要はないというが、そう考えるに至ったのはNBAオールスターフォワードのポール・ジョージからアドバイスをもらっていたからなのかもしれない。
ジョージはチームUSAの一員としてプレイするエンビードについて、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼とは少し前に話をした。
チームUSAでプレイする時は、力学に違いがある。
タレントが揃っているから、彼は役割を譲るような経験をするんじゃないかな。
彼に伝えたことにひとつは、「94フィートのような男たちに向かっていく。マッチアップした相手にとにかくプレッシャーをかけることに集中する。僕はそういうマインドで臨んだ」といいうことだ。
NBAでそうすることはない。
NBAでいつもやっていることをすべてこなすことはできない。
だが、そこにはエネルギーがある。
NBAとは違うやり方で自分自身にチャレンジする。
その方法を見つけるべく努力する。
僕たちはその話を何度もしたんだ。
ジョージによると、NBAではフルコートで相手にプレッシャーをかけ続けることはないが、短期決戦のオリンピックではフルコートで相手にマッチアップし、プレッシャーをかけていたという。
エンビードはジョージのアドバイスを胸に、決勝トーナメントでも与えられた役割に集中することだろう。
なお、エンビードのグループステージのスタッツは以下の通りとなっている。
– | SRB | PUR |
---|---|---|
MP | 11 | 23 |
PTS | 4 | 15 |
TRB | 2 | 3 |
AST | 0 | 2 |
STL | 0 | 0 |
BLK | 1 | 2 |
TO | 2 | 3 |
FG% | 40.0% (2/5) | 42.9% (6/14) |
3P% | 0% (0/1) | 25.0% (1/4) |
FT% | 0% (0/3) | 100% (2/2) |
+/- | -8 | +7 |