3ポイント9本のステフィン・カリー「スペシャルなゲームだった」
チームUSAはパリオリンピックの準決勝でFIBAバスケットボールワールドカップ銀メダリストのセルビア代表を下し、決勝進出を決めた。
チームUSAはエキシビジョンマッチとグループステージでセルビア代表と対戦し、いずれも20点差以上で勝利。
準決勝では一時17点のリードを奪われる厳しい展開を強いられたものの、NBAスターたちが底力を見せて大逆転勝利。
ケビン・デュラントが持つ3ポイント10本というオリンピック記録にあと1本に迫ったステフィン・カリーは試合後、次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
ディフェンスに活気があると、オフェンスの原動力につながるものだ。
相手を止めると、ゲーム全体につながりが出始める。
彼らは前半で素晴らしいタフショットを何本か決めた。
称賛しなければならない。
彼らはすごく良いチームだ。
同じチームを3度倒すのは難しい。
このようなカムバックは難しい。
僕はチームUSAのゲームを何度も見てきたが、これはスペシャルなゲームだった。
第3Qが終わる頃、「今夜は僕たちの夜だ」ではなく、「彼らはスローダウンし、タフショットを決めてくるのか?」と感じた。
だが、第4Q最初の4分間ですべてが変わった。
僕たちはこの試合に向け、ディフェンスについてずっと話していた。
ディフェンスがこの試合を左右する。
僕たちは十分にスコアリングできるが、相手を十分に止めることができるかどうかが鍵だったんだ。
第3Qまでそうすることができなかったが、ようやく解決策を見つけたんだ。
カリーは準決勝まで平均7.3得点、3P成功率25%とリズムを掴むことができずにいた。
だが、この日は36得点と大爆発。
チームUSAは決勝でフランス代表と対戦するが、カリーの復調はチームUSAに勢いをもたらすに違いない。
なお、カリーの準決勝のスタッツは以下の通りとなっている。
– | SRB |
---|---|
MP | 33:06 |
PTS | 36 |
TRB | 8 |
AST | 2 |
STL | 1 |
BLK | 0 |
TO | 2 |
FG% | 63.2% (12/19) |
3P% | 64.3% (9/14) |
FT% | 100% (3/3) |
+/- | +20 |