ビクター・ウェンバンヤマが銀メダルに終わるも「数年後の対戦相手が心配だ」
フランス代表は地元開催のパリオリンピックで銀メダルを獲得した。
エキシビジョンマッチとグループステージの内容を踏まえると、大躍進したと言っても過言ではないだろう。
だが、オリンピック初出場のビクター・ウェンバンヤマは、フランス代表に高いポテンシャルを感じたのかもしれない。
ウェンバンヤマはアメリカ代表との決勝戦を終えた後、次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
僕たちはこの瞬間を楽しむつもりだ。
最高だ。
チームメイトたちを誇りに思う。
ここフランスのたくさんのファンの前でやってきたことを誇りに思う。
僕はすべてを吸収し、ここで起こったことを理解する。
僕は必要とされることなら何でもやる。
犠牲になる心構えはできている。
今夜(決勝戦)はスコアリングだった。
前の試合ではディフェンスが僕に集中しすぎていた。
君たちも分かっていると思うが、チームメイトたちは責任を持ち、素晴らしい仕事をしてくれた。
イサイア(・コーディニエ)、ガーション(・ヤブセレ)、マティアス(・レソート)。
彼らは決勝トーナメントを通して素晴らしかった。
僕は学んでいるところだ。
数年後の対戦相手が心配だ。
NBAであろうとFIBAであろうとね。
もちろんヨーロッパは少しずつ(NBAに)迫っている。
だが、前にも言ったように、当たり前のこととして受け止めていない。
僕たちは優勝できないかもしれないし、彼ら(アメリカ代表)も優勝できないかもしれない。
未来のことは誰にも分からない。
確かなのは、僕たちが成長しているということだ。
ここのバスケットボールは成長している。
アメリカ代表に敗れた後、ウェンバンヤマは悔しさのあまり涙を流した。
まだ20歳のウェンバンヤマはパリオリンピックでたくさんのことを学び、これからのバスケットボールキャリアに役立てることだろう。
なお、ウェンバンヤマのパリオリンピックのスタッツは以下の通りとなっている。
– | パリ五輪 |
---|---|
G | 6 |
MP | 29.8 |
PTS | 15.8 |
TRB | 9.7 |
AST | 3.3 |
STL | 2.0 |
BLK | 1.7 |
TO | 2.3 |
FG% | 42.2% |
3P% | 28.9% |
FT% | 63.6% |