ジェイソン・テイタムがロサンゼルスオリンピックについて「時間をかけて考える」
ボストン・セルティックスを悲願のNBAチャンピオンに導いたジェイソン・テイタムは、パリオリンピックでもチームUSAの一員としてタイトルを勝ち取った。
だが、テイタムはパリオリンピックのグループステージと準決勝でローテーションに入ることができなかった。
「この経験がロサンゼルスオリンピック出場にネガティブな影響を与えるのでは?」と考えているNBAファンもいるかもしれないが、テイタムによると、ロサンゼルスオリンピックに出場するか否かは時間をかけて考えるという。
テイタムはパリオリンピックを終えた後、自身について次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。
僕個人としては、コート上でタフな経験だった。
だが、感情だけで物事を決めることはしない。
もし君が僕に「2028年もプレイする?」と質問したら、「今から4年後だ。時間をかけて考えなければならない」と答えるだろう。
今回の経験や僕個人の感情に基づいて決断するつもりはないよ。
テイタムによると、ローテーションに入ることができなかった時にいろんな人々から励ましのメールが届いたが、それらのメールに感謝しつつもモチベーションにはつながらなかったという。
たくさんの人からメールをもらった。
「元気を出してくれ」とね。
感謝する。
僕のことを気にかけてくれている人がたくさんいるんだ。
厳しかったのは、確かに物事を燃料として使うこともできるが、僕も人間ということだ。
今を生きている。
僕は犠牲を払い、ものすごく懸命に取り組んできた。
だから、今は厳しい。
テイタムがローテーションに入ることができなかった最大の理由は、健康を取り戻したケビン・デュラントが素晴らしいパフォーマンスを発揮したことだろう。
だが、テイタムはまだ26歳であり、これから何度もチャンスがある。
テイタムが今後4年間でNBA選手としてさらに成長し、ロサンゼルスオリンピックでチームUSAを牽引することを期待したいところだ。
なお、テイタムのパリオリンピックのスタッツは以下の通りとなっている。
– | パリ五輪 |
---|---|
G | 4 |
MP | 17.7 |
PTS | 5.3 |
TRB | 5.3 |
AST | 1.5 |
STL | 1.0 |
BLK | 0.5 |
TO | 0.5 |
FG% | 38.1% |
3P% | 0% |
FT% | 83.3% |