タイアス・ジョーンズがより有利な契約を蹴ってサンズを選んだ理由とは?

昨季をワシントン・ウィザーズで過ごしたベテランポイントガードのタイアス・ジョーンズは、このオフシーズン中にフェニックス・サンズと契約した。
ジョーンズにはニューヨーク・ニックスなど複数のNBAチームが関心を持っていたというが、ジョーンズは最も低いサラリーを提示したサンズと契約。
では、なぜジョーンズは大金を得られるチャンスを手にせず、最も不利な契約を提示したサンズを選んだのだろうか?
RealGMによると、ジョーンズはNBAタイトルを狙えるチームで先発ポイントガードとしてプレイすることを最重視していたため、その条件を満たすサンズとの契約を選んだという。
ニックスはジョーンズに対し、2年1000万ドルの契約をオファーした。
他のNBAチームはニックス以上のサラリーを提示したというが、ジョーンズはサンズと1年330万ドルの契約を結んだ。
サンズはジョーンズ、ケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビール、ユスフ・ナーキッチをスターターとして起用すると見られている。
もしサンズがNBAタイトルを獲得することができれば、ジョーンズの市場価値は高まり、FAになる来年夏に大金を手にすることができるだろう。
なお、ジョーンズの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
| – | 2023-24 | NBAキャリア |
|---|---|---|
| G | 66 | 601 |
| MP | 29.3 | 20.4 |
| PTS | 12.0 (キャリアハイ) | 7.4 |
| TRB | 2.7 (キャリアハイ) | 2.0 |
| AST | 7.3 (キャリアハイ) | 4.3 |
| STL | 1.1 | 1.0 |
| TO | 1.0 (キャリアワースト) | 0.8 |
| FG% | 48.9% (キャリアハイ) | 44.5% |
| 3P% | 41.4% (キャリアハイ) | 36.7% |
| FT% | 80.0% | 81.3% |


