NBA史上最も偉大な選手のひとりであるレブロン・ジェイムスは、このオフシーズン中にロサンゼルス・レイカーズと2年1億400万ドル（2年目はプレイヤーオプション）の契約を結んだ。

マックス契約をわずかに下回る金額ではあるものの、40歳手前の選手が手にするような契約ではないだろう。

だが、ジェイムスは今もNBAトップレベルのパフォーマンスを維持し、この夏に開催されたパリオリンピックでは大会MVPに選出されるなど、世界トップ選手のひとりであることを証明した。

レイカーズとしてはジェイムスがチームUSAでの活動中に怪我してしまうリスクを避けたかったところだろうが、バスは選手の意思を尊重したようだ。

バスはジェイムスのチームUSA入りと高額契約について、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。

彼はすごくコンペティティブな選手。

だから、本当に（パリオリンピックに）出たかったのだと思う。

代表チームでプレイするかどうかについては、私たちは常に選手の決断を支持している。

それがレブロンにとって重要なことだ。

確かに彼は私たちのチームの中で最も高給取りだが、それでも私にとってはバーゲンだ。

彼は本当に素晴らしい選手。

リーグにはサラリーキャップがあるから、私たちが彼に支払うことができる金額には限界がある。

彼がいるから、私たちはこのリーグだけでなく世界中から注目される。

彼は大スターであり、このチームの偉大なリーダーだ。

彼は私たちの若手選手たちを、そしてこのコミュニティを助けてくれている。

彼のパートーナーであることを誇りに思っている。

マジック・ジョンソンとコービー・ブライアントについても同じことが言える。

このリーグにはキャップがある。

もしそれがなければ、彼らは2倍の金額を手にしていただろう。

だが、私たちは彼に最大額しか払うことができない。

レイカーズはジェイムスがいるだけで常に注目され、それが莫大な収益につながる。

ジェイムス効果は数十億ドルにも及ぶというから、それに比べれば1億400万ドルは小さな投資と言えるだろう。

とはいえ、レイカーズにはNBAタイトル奪還を狙えるチーム構築を期待したいところだ。