エバン・フォーニエ「興味のないNBAチームから2年契約のオファーをもらった」
ベテランウィングのエバン・フォーニエは先日、ギリシャの強豪オリンピアコスと契約した。
フォーニエにはワシントン・ウィザーズが関心を持っていると噂されていたが、ウィザーズは実際にフォーニエにオファーを出していたのかもしれない。
フォーニエによると、NBAチームからオファーはもらったものの、メンターとしての役割を受け入れるつもりはなかったという。フォーニエのコメントをbasketnews.comが伝えている。
タイトルコンテンダーのNBA数チームと接触した。
特に興味があったのはミルウォーキー(・バックス)だったが、折り合いがつかなかった。
その後、興味のないチームから2年契約のオファーをもらった。
彼らには若手選手のメンターとしての役割を求められた。
だが、もうそれはやりたくないんだ。
オリンピックが始まった時、僕はすべてを横に置いた。
すでにヨーロッパ復帰を考えていた。
勢いのあるチームで大きな経験を積むことができるなら、僕の答えは100%イエスだ。
NBAでそういう経験をもっとしたかった。
プレイオフには4度しか出場したことがない。
だが、すべてをコントロールできるわけではない。
オリンピックが終わった後、僕はエージェントに「(ヨーロッパへの)移籍に前向きだ」と伝えた。
僕の最優先はオリンピアコスだった。
一番の目標はユーロリーグで優勝することだ。
オリンピアコスはスーパースターを集めるのではなく、オフ・ザ・ボールのプレイ、チームワーク、闘争心、勝利を重視するチームだ。
僕はそこが気に入っている。
僕は後悔することなくページをめくった。
自分の決断に納得しているし、新たなページが始まるのを楽しみにしている。
移籍するのをデフォルトにしたくない。
オリンピアコスとの契約にNBA復帰条項は含まれていない。
理想はここでキャリアを終えることだ。
NBAで12年間プレイし、そのうち10シーズンは素晴らしかった。
すごく楽しかった。
タイトルを持ち帰ったり、オールスターになったりすることを夢見ていた。
だが、それは(ニューヨーク・ニックスに移籍した)2021年に遠のいた。
しかし、コントロールできないこともある。
僕は常に全力でプレイした。
フォーニエの発言を聞く限り、彼がNBAに復帰することはないだろう。
果たしてフォーニエはオリンピアコスで実績を残し、ヨーロッパでレジェンドになることができるだろうか?