ダニエル・ギャフォードがスロベニア代表入りを断念した理由とは?連盟会長が明かす
ダラス・マーベリックスのダニエル・ギャフォードは今年6月、帰化選手としてスロベニア代表に加わり、パリオリンピック出場を目指す可能性があると報じられた。
ギャフォードとスロベニアのバスケットボール連盟は実際に話し合いを続けていたというが、なぜ交渉はまとまらなかったのだろうか?
スロベニアのバスケットボール連盟会長によると、ギャフォードはすでにいくつか予定を入れていたため、実現しなかったという。eurohoops.netが伝えている。
ギャフォードは(スポーツディレクターの)サシャ・ドンチッチとコーチのアレクサンダル・セクリッチにとって間違いなく第一候補だった。
だが、実現できないことがすぐに明らかになった。
だから、我々は前に進んだ。
(マブスの)試合が終わってすぐだ。
彼はまだ少し汗をかいていた時に(サシャ・ドンチッチが)彼に会いに行き、「スロベニア代表でプレイしないか?」と尋ねた。
彼はすごくびっくりしていたが、すぐに前向きに反応し、「光栄だ。感激している。考える時間をくれ」と言ってくれた。
数日後に彼から電話があり、「この夏は難しい」と言われた。
彼は個人トレーニングやパーソナルトレーナー、その他いくつかのことをすでに予定していたんだ。
ただ、彼は間違いなく興味を持ってくれている。
その時が来たら責任者たちがどう対応するかを検討し、決定を下すだろう。
ギャフォードを獲得できなかったスロベニア代表は、センターのジョシュ・ネボを帰化選手として迎え入れた。
だが、将来的にはギャフォードがルカ・ドンチッチと共にスロベニア代表を牽引する日が来るかもしれない。
ドンチッチもその日が来るのを楽しみにしていることだろう。
なお、ギャフォードの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 74 | 321 |
MP | 24.5 | 19.5 |
PTS | 11.0 (キャリアハイ) | 8.7 |
TRB | 7.6 (キャリアハイ) | 5.4 |
AST | 1.6 (キャリアハイ) | 1.0 |
STL | 0.9 (キャリアハイ) | 0.5 |
BLK | 2.1 (キャリアハイ) | 1.5 |
TO | 1.0 | 0.9 |
FG% | 72.5% | 71.1% |
3P% | – | 0% |
FT% | 60.7% | 66.8% |