元NBA選手のテレンス・ロス「僕にとってのGOATはレブロン・ジェイムス」
NBA史上最も偉大な選手を議論する時に必ずといっていいほど名前が挙がるのが、マイケル・ジョーダンとレブロン・ジェイムスだ。
これまで多くのNBAファンはジョーダンをGOATとしてきたが、ジェイムスがパリオリンピックでMVPに輝き、チームUSAの金メダル獲得に貢献したことを受け、ジェイムスをGOATに推す声が高まりつつある。
元NBA選手のテレンス・ロスもジェイムス推しのようだ。
ロスによると、ジョーダンよりジェイムスのほうがGOATにふさわしいという。ロスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
レブロンはオリピックを通して最高の選手だった。
(ステフィン・)カリーは最後の2試合で素晴らしかった。
彼はいつものごとく、あり得ないほどシュートを決めていた。
だが、チームを牽引したのはレブロンだった。
レブロンがいなければ、カリーはシュートを撃つチャンスさえ得られなかったかもしれない。
僕にとってのGOATはレブロンだ。
もしジョーダンが20年間プレイしていたら、どう評価するか分からない。
レブロンにはまだ先がある。
彼(ジョーダン)は2度復帰し、最初の復帰でスリーピートを達成した。
2度目の復帰の時は前とは同じ選手ではなかった。
レブロンは文字通り、キャリアを通してずっとピークだ。
彼は年齢を重ねているが、これまで通り効果的なプレイをしているんだ。
ジョーダン擁する1990年代のシカゴ・ブルズは圧倒的な強さを見せ、NBAを支配した。
一方、ジェイムスはNBAキャリア20年を通して支配力あるパフォーマンスを見せ続けている。
甲乙つけ難いが、いずれにせよジョーダンとジェイムスのGOAT論争はこれからも続くことだろう。
なお、ジョーダンとジェイムスのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | M・ジョーダン | L・ジェイムス |
---|---|---|
G | 1072 | 1492 |
MP | 38.3 | 37.9 |
PTS | 30.1 | 27.1 |
TRB | 6.2 | 7.5 |
AST | 5.3 | 7..4 |
STL | 2.3 | 1.5 |
BLK | 0.8 | 0.7 |
TO | 2.7 | 3.5 |
FG% | 49.7% | 50.6% |
3P% | 32.7% | 34.8% |
FT% | 83.5% | 73.6% |