ホークスはディアンドレ・ハンターのトレード計画を続行か?
アトランタ・ホークスはこのオフシーズン中のトレードで元NBAオールスターポイントガードのデジョンテ・マリーを放出した。
ホークスの動きはこれにとどまらず、フォワードのディアンドレ・ハンターとクリント・カペラもトレードで放出すると噂されている。
特に全盛期を迎えているハンターにはロサンゼルス・レイカーズやダラス・マーベリックス、インディアナ・ペイサーズなど多くのNBAチームが関心を持っているというが、なぜトレードは実現していないのだろうか?
NBAインサイダーのティム・マクマホン記者によると、ハンターの大型契約がトレードのネックになっているという。マクマホン記者のコメントをclutchpoints.comが伝えている。
これは状況に基づいた話だ。
ホークスがディアンドレ・ハンターをトレードしようとしていることは分かっている、とだけ言っておこう。
ハンターのサラリーは今季が約2200万ドル、来季が2300万ドル、次が2500万ドルだ。
これは(ハンター獲得を狙う)チームにとって良い契約ではない。
レイカーズのようなチームがその契約を引き受ける価値があるかどうか、という話だ。
現在26歳のハンターには怪我の懸念があるものの、平均二桁得点を期待できる選手だ。
身体能力が高いハンターを獲得することができれば、スコアリングの強化につながるだろう。
だが、トレードでハンターを獲得するためには、多くの資産を放出しなければならない。
若手有望株が揃っているホークスは、おそらく来季限りで契約が切れる選手やミニマム契約の選手、NBAドラフト指名権とのトレードを要求すると見られているが、シーズン開幕が迫る中、少なくともこのオフシーズン中にトレードが実現する可能性は低いと言えそうだ。
なお、ハンターの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 57 | 263 |
MP | 29.5 | 30.7 |
PTS | 15.6 (キャリアハイ) | 14.3 |
TRB | 3.9 | 4.1 |
AST | 1.5 | 1.5 |
STL | 0.7 | 0.7 |
BLK | 0.3 | 0.3 |
TO | 1.5 | 1.4 |
FG% | 45.9% | 44.7% |
3P% | 38.5% (キャリアハイ) | 36.3% |
FT% | 84.7% | 81.1% |