NBAキャリア3年目を迎えているニューヨーク・ニックスのオビ・トッピンは先日、腓骨の怪我により少なくとも2～3週間離脱すると報じられた。

サイズとアウトサイドシュートがあるトッピンの離脱はニックスにとって大きな痛手と言えそうだが、ニックスファンの中にはトッピンの離脱を受け、元NBAオールスターフォワードのカーメロ・アンソニーの帰還を願っている者も少なくないかもしれない。

だが、ニックスがアンソニー獲得に動くことはなさそうだ。

hoopsrumors.comによると、アンソニーはニックスの球団社長を務めるレオン・ローズと良好な関係を築いているものの、ニックスがアンソニー獲得に動くことはないという。

ロサンゼルス・レイカーズで過ごしたアンソニーは昨季、スコアリングで貢献できることを証明した。

だが、ニックスを指揮するトム・ティボドーHCはディフェンスを重視するスタイルを取り入れており、アンソニーのディフェンスはティボドーHCのスタイルにフィットしないとされている。

アンソニーは先日、台湾のクラブチームから関心を持たれていると報じられた。

だが、アンソニーはNBAでのプレイにこだわると見られている。

アンソニーにとって厳しい時間はまだ続きそうだが、ベテランの経験が必要になるNBAプレイオフ前にアンソニー獲得を狙うチームは現れるに違いない。