ブラジル代表の一員としてパリオリンピックで大活躍したブルーノ・カボクロは先日、イスラエルのクラブチームであるハポエル・テルアビブと契約した。

カボクロはその前にゴールデンステイト・ウォリアーズのワークアウトに参加すると報じられていたが、ウォリアーズのコーチ陣に良い印象を残すことができなかったのかもしれない。

カボクロはハポエル・テルアビブとの契約について、次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。

遅めの決断だった。

ユーロリーグでのシーズンを終えた後、NBA復帰にチャレンジした。

最終的にハポエルに移籍する決断を下した。

NBA復帰のチャンスはなかったんだ。

なぜなら、すべてのチームのロスターは埋まっていたからね。

ハポエルはオファーを出し続けてくれた。

僕にとってそれが唯一のオプションだったんだ。

ブルーノ・カボクロがイスラエルのクラブチームへ移籍

コーチやチームの球団社長、エージェントとずっと話をしていた。

僕がNBA復帰に向けてトレーニングしていた間、彼らはずっと待ってくれた。

扉を開けたままにしておいてくれた。

ここにいることができて幸せだ。

今年の夏はエバン・フォーニエやチェディ・オスマンなど、多くの元NBA選手がユーロリーグのチームに加わった。

カボクロが契約したハポエル・テルアビブはユーロカップのチームだが、カボクロはチームに恩を返すべく、ユーロリーグへの昇格に向けて全力を尽くすことだろう。

なお、カボクロのABAリーグとユーロリーグの昨季スタッツは以下の通りとなっている。

–	ABA	ユーロリーグ
G	20	27
MP	14.4	19.4
PTS	8.3	9.4
TRB	4.0	4.0
AST	0.4	0.2
STL	0.6	0.6
BLK	0.9	0.7
TO	1.0	1.3
FG％	65.6％	63.7％
3P％	50.0％	50.0％
FT％	76.6％	72.6％