カーリック・ジョーンズがパルチザンファンの応援に大興奮「NBAとは違う」
今年夏に開催されたパリオリンピックで南スーダン代表を牽引したカーリック・ジョーンズには、NBA復帰のチャンスがあった。
だが、ジョーンズはNBAチームからのオファーを断り、出場機会が見込めるセルビアのKKパルチザンと契約。
ジョーンズはその決断が正しかったと感じているのかもしれない。
ジョーンズはパリ・バスケットボールにホームで2点差で勝利した後、次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
素晴らしい。
すごく興奮している。
初めてパルチザンのファンの前でプレイした。
アウェイでの最初のエキシビジョンマッチ2試合でも、彼らは僕たちをサポートしてくれた。
応援は決して止まらない。
そこがNBAと違うところだ。
NBAでは静まり返る時がある。
ここは違う。
ここの一員になれて嬉しいよ。
この日アリーナを訪れたのは、アリーナの最大収容人数の20%程度だったという。
アリーナの最大収容人数の20%だったことは知っている。
家族に「5000人の前でプレイした」と話した。
だが、1万人とか1万5000人いるような声援だった。
2万人の前でプレイした時にどうなるのか頭に浮かぶよ。
ここではショップ、モール、レストランで僕に気付いてもらえる。
彼らが僕を好きでいてくれることに感謝している。
現在26歳のジョーンズは2021-22シーズンにダラス・マーベリックスの一員としてNBAデビュー。
その後デンバー・ナゲッツ、シカゴ・ブルズ、Gリーグでプレイし、2022-23シーズンにはGリーグMVPに選出されるも、NBAチームとの契約を勝ち取ることができず、昨季は中国の浙江ゴールデンブルズでプレイした。
セルビアで居場所を見つけたジョーンズは、KKパルチザンのファンとしてますます人気を獲得するに違いない。