JJ・レディックHC「NBAではスペーシングを最大限活用することが重要」
近年のNBAでは3ポイントシュートが重視されている。
いわゆる5アウトシステムにおいては、選手がドライブし、アウトサイドにいるチームメイトにオープンショットを撃たせるケースが主だが、ロサンゼルス・レイカーズを指揮するJJ・レディックHCによると、5アウトシステムは誤解されているという。
レディックHCは5アウトシステムについて次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
ただ「5アウト」と言うのではなく、もっと複雑だと思う。
チームごとに違うと思う。
NBAではスペーシングを最大限活用することが重要だ。
デンバー・ナゲッツの場合、彼らはペイントエリア内での得点を狙っているから、5アウトの形を使ってペイントにアタックする。
人々が「全員が外の広がり、スペーシングしている」と言う時、彼らは「誰かが3ポイントを撃つ」と思っているんじゃないかな。
それは違う。
5アウトはそれぞれのチームがやりたいこと、得意なことをやれるようにスペーシングを最大限活用し、そこからいろんなアクションを起こすための方法なんだ。
レイカーズは来季もアンソニー・デイビスを5番のポジションで起用すると見られている。
レディックHCの発言を聞く限り、レイカーズも5アウトシステムを取り入れ、アウトサイドシュートだけでなくドライブを使ってオフェンスを構築するだろう。
レディックHCは八村塁にもっと3ポイントを撃つように要求しているというが、果たして来季のレイカーズはどのようなバスケットボールを見せてくれるのだろうか?