トム・ティボドーHCがジュリアス・ランドルの起用法について「5番のポジションで起用する機会が増えるかも」
ニューヨーク・ニックスはこの夏のトレードでミカル・ブリッジズを獲得し、OG・アヌノビーとの再契約に成功した。
その一方で、バックアップビッグマンとしてチームの勝利に貢献したアイザイア・ハーテンシュタインを失ってしまった。
ニックスにはミッチェル・ロビンソン、ジェリコ・シムズ、プレシャス・アチウワとビッグマンが揃っているものの、ロビンソンは常に怪我のリスクがあり、シムズは経験不足が否めない。
また、アチウワについては5番のポジションとしてはサイズに劣る。
そのため、ニックスを指揮するトム・ティボドーHCはNBAオールスターフォワードのジュリアス・ランドルを5番のポジションで起用することを計画しているようだ。
ティボドーHCはランドルの起用法について、次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。
いろんなことを考えている。
なぜなら、我々には多才な選手が揃っているからだ。
ジュリアスを5番のポジションで起用する機会が増えるかもしれない。
ただし、長時間そうしたくない。
負担がかかってしまうからね。
だが、10分か15分程度であれば、彼はうまくやれると思う。
オフェンス面でもアドバンテージをもたらしてくれるだろう。
ランドルはNBAキャリアを通してパワーフォワードのポジションでプレイしてきた。
5番のポジションでプレイするにはサイズ不足が否めないが、アウトサイドシュートを撃てるランドルが5番のポジションでプレイすれば、オフェンスを優位に進めることができる可能性がある。
とはいえ、ロビンソンと同じくランドルも怪我が多いタイプの選手であるため、身体への負担が懸念されるところだ。
なお、ランドルの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 46 | 641 |
MP | 35.4 | 32.0 |
PTS | 24.0 | 19.1 |
TRB | 9.2 | 9.4 |
AST | 5.0 | 3.7 |
STL | 0.5 | 0.7 |
TO | 3.5 | 2.8 |
FG% | 47.2% | 47.0% |
3P% | 31.1% | 33.3% |
FT% | 78.1% | 74.8% |