トレードを回避したジョナサン・クミンガ「マイク・ダンリービーJrは若手たちを信じてくれている」
ゴールデンステイト・ウォリアーズはこの夏、ポール・ジョージやラウリ・マルカネンなどNBAスター獲得を狙っていた。
ウォリアーズは実際にユタ・ジャズとトレード交渉したというが、ジャズは若手有望株のジョナサン・クミンガとブランディン・ポジェムスキーをトレードパッケージに含めるように要求。
だが、ウォリアーズはそれを拒否し、トレードは実現に至らなかったとされている。
つまり、ウォリアーズのフロントオフィスは若手選手たちに大きな期待を寄せていると言えるだろうが、クミンガはその期待と信頼を感じているのかもしれない。
クミンガはトレードを回避したことについて質問されると、次のように答えたという。clutchpoints.comが伝えている。
多くの人々は若手選手を信じない。
だが、マイク(・ダンリービーJrGM)は彼がドラフトした若手選手たち、一緒に過ごしてきた若手選手たちを信じてくれていると思う。
彼は練習中に若手選手たちを見ている。
ベテラン選手たちとどうフィットするか見ている。
今もここにいることができて光栄だ。
僕はここにいられること、マイクが僕たちを信じてくれていることに感謝している。
彼が悪い選択をしたとは思わない。
ブランディンは努力しているし、モーゼス(・ムーディー)も努力しているし、僕も努力している。
僕たちがまとまればまとまるほど、僕たちには素晴らしい未来が待っているだろう。
ウォリアーズはクレイ・トンプソンを失ったものの、バディ・ヒールド、カイル・アンダーソン、ディアンソニー・メルトンを獲得し、ローテーションプレイヤーを強化した。
だが、ウォリアーズがNBAタイトルを奪還するためにはクミンガをはじめとした若手選手たちのさらなる成長が不可欠だ。
彼らもそう感じ、来季を飛躍のシーズンとすべくトレーニングに励んでいるに違いない。
なお、ウォリアーズの現在のロスターは以下の通りとなっている。
選手 | キャリア | 備考 |
---|---|---|
カイル・アンダーソン | 10 | 2027年完全FA |
リース・ビークマン | 0 | 2025年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
ステフィン・カリー | 15 | 2027年完全FA |
ドレイモンド・グリーン | 12 | 2026年プレイヤーオプション |
バディ・ヒールド | 8 | 2027年プレイヤーオプション |
トレイス・ジャクソン・デイビス | 1 | 2026年チームオプション |
ジョナサン・クミンガ | 3 | 2025年制限付きFA |
ケボン・ルーニー | 9 | 2025年完全FA |
ディアンソニー・メルトン | 6 | 2025年完全FA |
モーゼス・ムーディー | 3 | 2025年制限付きFA |
ゲイリー・ペイトンⅡ | 8 | 2025年完全FA |
デクウォン・プラウデン | 0 | 2025年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
ブランディン・ポジェムスキー | 1 | 2025年チームオプション |
ジャクソン・ロウ | 0 | 2025年制限付きFA |
ギー・サントス | 1 | 2025年チームオプション |
ドンタ・スコット | 0 | 2025年制限付きFA |
パット・スペンサー | 1 | 2025年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
リンディ・ウォーターズⅢ | 3 | 2025年完全FA |
アンドリュー・ウィギンス | 10 | 2026年プレイヤーオプション |