ロサンゼルス・レイカーズのヘッドコーチに就任したJJ・レディックは先日、ディアンジェロ・ラッセルをサポートし、「キャリアベストのシーズンにさせたい」と語った。

ラッセルは昨季、1シーズンあたりの3ポイント成功本数でレイカーズのフランチャイズ記録を樹立したこともあり、多くのレイカーズファンはさらなる3ポイントとプレイメイクを期待しているかもしれない。

だが、レディックHCによると、「キャリアベストシーズン」はスタッツに限らないという。

レディックHCはラッセルについて次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。

DLoとは「キャリアイヤーとは何か？」ということについて話をした。

キャリアイヤーと聞くと、人々は生産性やスタッツを思い浮かべると思うが、僕たちはそれがすべてではないと考えている。

DLoと僕はその点で一致している。

彼には独特なスキルセットがある。

彼は勝利に高いレベルで影響をもたらす可能性がある。

彼はキャリアを通してさまざまな場面でそれを示してきた。

また、彼の個性とリーダーシップの観点からも、勝利に大きな影響を与えることができる。

僕たちはそう信じているんだ。

JJ・レディックHCはディアンジェロ・ラッセルの飛躍に自信？

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ディフェンス面については、練習の後に彼に「君にディフェンスのストッパーになることを期待しているわけではない」と伝えた。

僕が求めているのはゲームに参加し、全力で取り組むことだ。

彼は最初の2回の練習でそれを完璧に実行してくれた。

ファンタスティックだ。

ラッセルの大きな課題は一貫性とディフェンスだ。

だが、ディフェンスについてはチームで助け合い、また必要に応じてディフェンスに定評ある選手をコートに出すだろう。

いずれにせよ、来年夏に完全FAになるラッセルにとって、今季は今後のキャリアを占う重要なシーズンになると言えそうだ。

なお、ラッセルの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2023-24	NBAキャリア
G	76	571
MP	32.7	30.2
PTS	18.0	17.8
TRB	3.1	3.4
AST	6.3	5.8
STL	0.9	1.1
TO	2.1	2.7
FG％	45.6％	43.0％
3P％	41.5％ （キャリアハイ）	36.9％
FT％	82.8％	79.2％