NBAキャリアの大半をニューヨーク・ニックスで過ごしたパトリック・ユーイングが、古巣ニックスのフロントオフィスで働くことが決定した模様。

hoopsrumors.comによると、NBAレジェンドのユーイングはニックスのバスケットボールアンバサダーに就任したという。

バスケットボールアンバサダーは新たに設けられた役職であり、バスケットボール運営部門とビジネス部門をサポートするとされている。

なお、ユーイングは古巣ニックスのバスケットボールアンバサダー就任にあたり、次のようにコメントしている。

MSG（マディソンスクエアガーデン）に僕の背番号33番のジャージーが掲げられた時に言ったように、僕は常にニックであり、常にニューヨーカーだ。

この新たな役職を始め、心から愛している組織に正式に戻るのが待ち切れない。

ガーデンは常に僕のホームだ。

（バスケットボールオペレーション部門代表の）レオン・ローズ、コーチ（トム・）ディボドー、チーム、そしてここを特別な場所にしてくれる全員と一緒に働くのを楽しみにしている。

ユーイングは現役引退後にNBAでアシスタントコーチとして働き、昨季までは母校ジョージタウン大学でコーチとして働いていた。

先日のトレードでNBAオールスタービッグマンのカール・アンソニー・タウンズを獲得したニックスには、悲願のNBAタイトル獲得の期待がかかっている。

現役時代にニックスをNBAチャンピオンに導くことができなかったユーイングは、フロントオフィスの一員としてNBAタイトルを勝ち取るべくチームを最大限サポートすることだろう。

なお、ユーイングのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	NBAキャリア
	ニューヨーク・ニックス シアトル・スーパーソニックス オーランド・マジック
G	1183
MP	34.3
PTS	21.0
TRB	9.8
AST	1.9
STL	1.0
BLK	2.4
TO	3.0
FG％	50.4％
3P％	15.2％
FT％	74.0％