2007年から2020年までNBAでプレイしたマルコ・ベリネリは、母国イタリアのクラブチームでプレイしている。

ベリネリは現在38歳ということもあり、プロバスケットボールキャリアが終わりに近づいているのは間違いない。

ベリネリ自身も引退が脳裏をよぎっているというが、少なくとも必要とされている限りは現役を続けることになりそうだ。

ベリネリは先日、引退について質問されると、次のように答えたという。basketnews.comが伝えている。

バスケットボールをやめるのが怖い。

その日が来なければいいのにね。

引退した後に何をすればいいのか分からないんだ。

若い頃の写真を見ると、引退がどんどん近づいているように感じてしまう。

憂鬱になる。

「ボローニャの近くで育った若い頃のように高くジャンプできなくなってしまった」と思ってしまうんだ。

だが、僕の中にある子供心を裏切ったことは一度もないと思う。

小学生の頃からバスケットボールをやると決めていた。

学校の友達にいつもそう言っていた。

兄と一緒にラリー・バードやマイケル・ジョーダンのような偉大なNBA選手たちの映像を見て、最終的にNBAに行くことができた。

そのレベルに到達するために毎日必死に努力したんだ。

ベリネリはサンアントニオ・スパーズ時代にNBAタイトルを獲得し、NBAオールスター3ポイントコンテストで優勝した実績を誇る。

昨季はユーロリーグ35試合に出場し、平均14.1得点を記録したベリネリは、もうしばらく第一線で活躍するに違いない。

なお、ベリネリの契約はあと2年残っている。

ベリネリのNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。

–	NBAキャリア
TM	ゴールデンステイト・ウォリアーズ トロント・ラプターズ ニューオーリンズ・ホーネッツ シカゴ・ブルズ サンアントニオ・スパーズ サクラメント・キングス アトランタ・ホークス フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
G	860
MP	22.7
PTS	9.7
TRB	2.1
AST	1.7
STL	0.6
BLK	0.1
TO	1.0
FG％	42.4％
3P％	37.6％
FT％	84.6％