ディアンジェロ・ラッセルがローテーションの調整について「完全に賛同」
ロサンゼルス・レイカーズを指揮するJJ・レディックHCは、先日のトロント・ラプターズ戦でローテーションを調整した。
いつもであればレブロン・ジェイムスとディアンジェロ・ラッセルを先にベンチに下げるが、ラプターズ戦ではラッセルではなくオースティン・リーブスを先にベンチに下げた。
これによりラッセルとアンソニー・デイビスが共にプレイする時間が伸びたわけだが、ラッセルはローテーションの調整をどう考えているのだろうか?
ラッセルによると、新たなローテーションに慣れる必要があるものの、レディックHCがやろうとしていることには完全に賛同しているという。ラッセルのコメントをlakersnation.comが伝えている。
タイミングに慣れていないだけだ。
いつもより少し長くプレイすることになる。
これまで所属したどのチームでも、僕は最初にベンチに下がり、その後またコートに戻っていた。
だから、少し違和感があった。
だが、コーチの試行錯誤に全面的に協力している。
ここで起こっていることに完全に賛同している。
ADも良いプレイをしていたし、ブロン(レブロン・ジェイムス)や他のチームメイトたちも全員が満足している。
それが最も重要なことだ。
レディックHCの下、ラッセルの役割も変化している。
昨季のラッセルはボールを持ってプレイすることが多かったが、今季はオフ・ザ・ボールの動きが増えているのだ。
その結果、ラッセルの使用率は下がり、ピック&ロールの機会も減っているのだが、ラッセルはその役割も受け入れているという。
夏が終わる前に「正しいやり方でやろう」と決めていた。
僕個人の結果がどうであれ、正しいやり方でやろうと思っていた。
だから、少しずつ着実に見つけている感じだし、試合のたびに少しずつ感覚を掴んでいるような気がする。
チームは勝っている。
僕にとってそれが最も重要なことさ。
ラッセルとジェイムスがベンチに下がった時は、リーブスがメインのボールハンドラーとしてオフェンスを指揮していた。
だが、その役割がラッセルに戻ってくることにより、ラッセルのスコアリングとプレイメイクが発揮されやすくなるだろう。
レイカーズが次に対戦するのは現在2勝5敗のデトロイト・ピストンズだ。
果たしてラッセルはピストンズ戦でレイカーズを牽引するパフォーマンスを見せることができるだろうか?
なお、ラッセルの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 6 | 577 |
MP | 31.0 | 30.2 |
PTS | 12.2 | 17.7 |
TRB | 2.3 | 3.4 |
AST | 5.8 | 5.8 |
STL | 0.8 | 1.1 |
BLK | 0.2 | 0.3 |
TO | 1.5 | 2.7 |
FG% | 40.3% | 43.0% |
3P% | 29.4% | 36.9% |
FT% | 100% | 79.4% |