32歳のロドニー・フッドが現役引退を発表
元NBA選手のロドニー・フッドが、プロバスケットボール選手としてのキャリアを終えることを決断した模様。
フッドによると、Gリーグでプレイすることを計画していたものの再び怪我してしまい、現役引退を決断したという。
フッドは引退の決断にあたり、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
引退の決断は難しかった。
だが、今は平穏な気持ちだ。
懸命に続けようとしたが、アキレス腱を断裂してから本来の自分ではなくなってしまった。
ようやく健康を取り戻し、この春にGリーグでプレイしようとしたが、またしても怪我してしまった。
「前に進む時が来た」という身体からのサインだったんだ。
フッドによると、コーチとしてセカンドキャリアを始めることを計画しているという。
選手としてのキャリアを終えた後、僕は「若い選手たちを次のレベルに引き上げることで大きな影響を与えることができる」と常に感じていた。
だから、そうするのを楽しみにしている。
僕はコーチになりたい。
ルーズベルトの有名な演説「The man in the arena」を思い出す。
僕もアリーナにいた。
最高の選手ではなかったが、最高の選手たちと戦い、最高の選手たちの近くで過ごす機会を得ることができた。
それが奥に洞察力を与えてくれたと思う。
僕には泥沼を歩いた経験もある。
怪我に苦しんだこともあるし、トレードも経験した。
時にはチームのセカンドオプションとしてプレイし、時にはベンチ最後尾の選手だった。
本当にすべてを経験した。
その経験を活かし、次の人生のフェーズでは多くの若手選手たちに影響を与え、サポートしていきたいと思っている。
フッドは2014年のNBAドラフト23位でユタ・ジャズに入団。
3シーズン半をジャズで過ごした後にクリーブランド・キャバリアーズへ移籍すると、その後は移籍を繰り返していた。
NBAで多くのことを経験したフッドがコーチとしてコートサイドに戻ってくる日を楽しみに待ちたい。
なお、フッドのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
TM | ユタ・ジャズ クリーブランド・キャバリアーズ ポートランド・トレイルブレイザーズ トロント・ラプターズ ミルウォーキー・バックス ロサンゼルス・クリッパーズ |
G | 448 |
MP | 24.5 |
PTS | 10.4 |
TRB | 2.6 |
AST | 1.6 |
STL | 0.7 |
BLK | 0.2 |
TO | 1.0 |
FG% | 42.0% |
3P% | 36.6% |
FT% | 84.1% |