ジョエル・エンビードが遅刻か?
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは先日、遅刻グセがあることが世界中に知れ渡った。
NBAオールスターポイントガードのタイリース・マキシーによると、エンビードの遅刻グセがロッカールームにネガティブな影響を及ぼしているという。
一方、エンビードは「たとえその件(遅刻)が1回か2回だけ、しかも僕が試合に出場していない時に起きたことだとしてもね」と弁明したものの、すぐに遅刻グセを発揮してしまったのかもしれない。
ポッドキャスト「The Mismatch」のMCを務めるクリス・バーノンによると、エンビードは現地20日に行われたメンフィス・グリズリーズ戦でチームバスの出発に間に合わず、試合直前に会場に到着したという。バーノンのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
試合前にアリーナに到着すると、メールが届いた。
記念品コレクターの知り合いからだ。
彼はスポーツのその世界では大物だ。
彼のようなコレクターは対戦チームがどこのホテルに宿泊しているか知っている。
彼らはホテルを訪れ、選手たちにサインさせようとするんだ。
受け取ったメールには、「こんなことは初めてだ」と書いてあった。
チームバスの第1便は5時くらいに出発し、第2便は5時15分くらいに出発する。
ほとんどのNBAチームはそのスケジュール感で動いている。
チームの大半は第1便に乗り、その他の遠征陣営が第2便に乗る。
第2便が出発するのは遅くても5時15分だ。
彼のメールにはこう書いてあった。
「エンビードは5時55分までホテルを出てこなかった」とね。
僕は「試合は7時からなのに?」という感じさ。
彼はだいぶ遅れてウォームアップを開始した。
3~5分くらいだ。
それで試合に出たんだ。
彼は35得点、11リバウンドを記録した。
だが、フロッピングでフリースローをもらい、ジャレン・ジャクソンに対してずっとフロッピングし、さらには自分の足にわざとひっかかってつまずきそうになるおかしなプレイもあった。
本当に奇妙だった。
エンビードはこの試合で膝の問題を悪化させ、再び離脱を強いられることになった。
エンビードの遅刻グセについてはこれからもいろんなエピソードが出てくるかもしれないが、エンビードが下を向かず、選手たちの模範になることを期待したいところだ。