ニューヨーク・ニックスのジョシュ・ハートは、来年3月に30歳になる。

最前線でプレイしているにもかわらず、NBAキャリア8年目に突入したハートの頭の中には引退の2文字がちらついているのかもしれない。

ハートによると、彼の妻に34歳か35歳で引退するといつも話しているという。

ハートは去就について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

僕はいつも妻にこう話しているんだ。

「34歳か35歳で引退する。神のご加護があれば36歳で引退できる」とね。

ただ、このリーグであと5年はプレイしたいと思っている。

僕が常に求めているのは、チャンピオンになることだ。

僕にとってはスタッツより重要だ。

チャンピオンになっても、誰も僕がどれだけスコアリングしたかなんて覚えていない。

誰も僕の役割なんて覚えていない。

彼らが見ているのはリングを勝ち取ったかどうかだけだ。

僕にはあと5年、もしかしたら6年残っているかもしれない。

もうキャリア後半にいる。

僕の目標はそれを達成することだ。

ニックスはオフシーズン中のトレードでミカル・ブリッジズとカール・アンソニー・タウンズを獲得した。

ハートはもちろんニックスにとって、今後数年はNBAタイトルを勝ち取る大きなチャンスとなるだろう。

果たしてハートはニックスのNBAタイトル獲得に貢献し、キャリアに華を添えることができるだろうか？

なお、ハートの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2024-25	NBAキャリア
G	16	469
MP	37.4	29.5
PTS	14.3	9.9
TRB	8.8	6.6
AST	5.9	2.8
STL	1.1	1.0
BLK	0.4	0.3
TO	1.9	1.3
FG％	59.2％	46.4％
3P％	36.2％	34.4％
FT％	84.6％	75.2％