マイアミ・ヒートは現地10日、NBAスターのジミー・バトラーに対するトレードオファーを受け付けると報じられた。

バトラーのエージェントはヒューストン・ロケッツ、ダラス・マーベリックス、ゴールデンステイト・ウォリアーズなどNBAタイトルコンテンダーへのトレードを検討するというが、少なくともロケッツがヒートにトレードオファーを出すことはないのかもしれない。

clutchpoints.comによると、ロケッツのゼネラルマネージャーを務めるラファエル・ストーンはバトラーのトレードの噂が浮上すると、次のようにコメントしたという。

僕は今季中に何かが変わったらショックを受けるだろう。

もちろん僕の仕事はあらゆることにオープンでいることだ。

だから、仕事をしないつもりはない。

我々はこのチームを気に入っている。

君たちも分かっていると思うが、我々が何かを変えることは決してない。

もし今季中に何かが変わったら、僕はショックを受ける。

我々は現状に満足している。

これからも今いる選手たちを成長させ続けたい。

他のチームからの話を聞くかって？

もちろん聞く。

君たちも知っての通り、それが僕の仕事だからね。

アルペラン・シェングン、ジェイレン・グリーン、ジャバリ・スミスJr、ディロン・ブルックスなど20代の若手を豊富に擁するロケッツは、現在16勝8敗でウェスタン・カンファレンス3位と絶好調だ。

ロケッツにNBAスターと呼べるような選手はいないが、元NBAオールスターポイントガードのフレッド・バンブリートがリーダーシップを発揮し、チームを牽引している。

ロケッツの状況がよほど悪化しない限り、彼らがロスターを大きく動かすことはなさそうだ。