ビンス・カーターがレブロン・ジェイムスに休養を勧める「出場時間が長過ぎる」
ロサンゼルス・レイカーズを指揮するJJ・レディックHCは現地11日、NBAオールスターフォワードのレブロン・ジェイムスが試合中に疲労を訴え、交代を要求することがあったと明かした。
ジェイムスの今季の平均出場時間は35.0分。
間もなく40歳になる選手としては異例の長さと言えるだろうが、40歳まで現役を続けた元NBAスターのビンス・カーターによると、レイカーズはジェイムスを消耗させないためにも出場時間をコントロールすべきだという。
カーターはジェイムスについて次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
出場時間が長過ぎる。
あまりにも長い。
実際に試合を取材したのだが、彼の出場時間は35分以上だった。
僕は彼がすべての試合に出場したいと言ったことを全面的に支持する。
だが、出場時間35分は長過ぎると思う。
頭や身体が「減速しなければならない」と言っているにも関わらず長い時間プレイすると、当然消耗してしまう。
自然なことだ。
彼が練習を休みたがらず、試合に出場し、勝つためにプレイしていることは知っている。
だが、35分もプレイする必要はないだろう。
前半は温存し、後半に出場時間を増やすのも良いかもしれないね。
時間を見つけ、ペースを落としてほしい。
AD(アンソニー・デイビス)はシーズン序盤に素晴らしいプレイをしている。
そのような時にレブロン・ジェイムスの出場時間を増やす必要はないよね?
シーズン中盤から後半にかけてはどうだ?
僕はシーズン後半に必要だと思う。
レイカーズの問題点は、主力選手たちの怪我による離脱が相次いでいることだろう。
特にビッグマンのポジションは深刻な人手不足に陥っており、インサイドでもプレイできるジェイムスを起用しないのは難しい状況だ。
とはいえ、レディックHCがジェイムスの消耗を減らす柵を見つけることを期待したい。