マイケル・ジョーダンの記録を塗り替えたレブロン・ジェイムス「身が引き締まる思い」
ロサンゼルス・レイカーズのNBAオールスターフォワード、レブロン・ジェイムスは、現地3日に行われたアトランタ・ホークス戦で30得点、8アシストを記録し、勝利に貢献した。
ジェイムスはこれにより、30得点以上を記録した試合数でマイケル・ジョーダンを抜き、NBA歴代トップに浮上。
ジェイムスは試合後、ジョーダンのNBA記録を塗り替えたことについて感想を求められると、次のように答えたという。lakersnation.comが伝えている。
分からない。
なぜなら、それは僕の目標ではなかったからね。
だが、すごく身が引き締まる思いだ。
僕の名前が偉大な選手たちと並ぶ、しかも史上最高の選手のひとりと並ぶなんて、すごくクールだ。
彼は子どもの頃に憧れていた存在だ。
彼がいたから僕は23番をつけている。
そういった話題に加わったり、MJの名前を出されるなんて、僕にとって本当に最高のことだ。
ジェイムスはマイケル・ジョーダンが得意としていたフェイダウェイシュートでジョーダンの記録を抜いた。
そのことを知らされたジェイムスは、こう答えた。
確かにそうだね。
だが、彼は左肩のフェイダウェイだった。
僕はどちらかというと逆だ。
ただ、2人のマスターは相手に抑えられないほど努力を重ねた。
努力の賜物だ。
努力と献身だ。
若い頃はリトルリーグのコーチなどから「リングから遠ざかるショットはバランスが取れない」という理由で、そういうショットは嫌われることがある。
だが、MJはバランスをキープしていた。
だから、それに匹敵したいと思っていたんだ。
ジェイムスがそう発言した時、盟友アンソニー・デイビスが「MJより7年も長くかかった」言うと、大笑いしたという。
最も重要なのは、バランスをキープすることだと思う。
すごくチャレンジングですごく難しいから、NBAの歴史を通してそれができる選手はあまりいない。
ものすごい努力が必要だ。
僕はあのショットを磨くためにたくさんの時間を費やした。
本当に努力したんだ。
40歳になったにもかかわらず、今もNBAトップレベルのパフォーマンスでチームを牽引しているジェイムス。
果たして彼は今後どれだけの記録を塗り替えていくのだろうか?
なお、ジェイムスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 31 | 1523 |
MP | 34.9 | 37.9 |
PTS | 24.1 | 27.1 |
TRB | 7.4 | 7.5 |
AST | 8.9 | 7.4 |
STL | 0.7 (キャリアワースト) | 1.5 |
BLK | 0.6 | 0.7 |
TO | 3.8 | 3.5 |
FG% | 50.7% | 50.6% |
3P% | 38.2% | 34.9% |
FT% | 77.0% | 73.6% |