現在15勝18敗でウェスタン・カンファレンス12位にとどまっているフェニックス・サンズは、来月のトレード期限までにロスターをアップグレードする可能性があると報じられている。

サンズはマイアミ・ヒートのジミー・バトラーに強い関心を持っているというが、バトラーを獲得するためにはブラッドリー・ビールがトレード拒否権を破棄しなければならない。

だが、その可能性はゼロではないのかもしれない。

larrybrownsports.comによると、ビールはヒート、ロサンゼルス・レイカーズ、デンバー・ナゲッツへトレードされるなら、トレード拒否権を破棄する可能性があるという。

その中で最も可能性が高いとされているのはナゲッツだ。

ヒートはビールに関心を持っていないと報じられている。

トレード拒否権は2度目のトレードでも有効となるため、ヒートはそれを嫌い、ビールを受け入れることを望んでいないとされている。

一方、レイカーズにはビールをトレードで獲得するだけの資産がないため、第3のNBAチームを巻き込まない限り動くことはないだろう。

最も現実的なのはナゲッツだ。

ナゲッツはマイケル・ポーターJrとジーク・ナジをトレードパッケージとすればバトラーのサラリーにマッチすることができるが、ナゲッツがビールに関心を持っているかどうかは分からない。

いずれにせよ、ビールのトレードは極めて困難と言えそうだ。