カーメロ・アンソニー「ビクター・ウェンバンヤマはNBAの顔になれない」
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NBAを長年にわたって牽引し続けているロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムス、フェニックス・サンズのケビン・デュラント、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、キャリア終盤を迎えている。
これに伴い、「次世代のNBAの顔は誰?」という議論が活発化しているが、最有力候補のひとりはサンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマだろう。
だが、NBAレジェンドのカーメロ・アンソニーによると、ウェンバンヤマなど海外出身の選手はNBAの顔になれないという。
アンソニーは「次世代のNBAの顔」議論について、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
ウェンビーはNBAの顔になれない。
なぜなら、これは僕たち(アメリカ)のスポーツだからね。
ルカ(・ドンチッチ)は顔になれない。
ヤニス(・アンテトクンポ)は顔になれない。
シェイ(・ギルジアス・アレクサンダー)は顔になれない。
アント(アンソニー・エドワーズ)、ジャ(・モラント)、ジェイソン・テイタム。
彼らが顔だ。
ザイオン(・ウィリアムソン)はこのNBAの顔になることが期待されていた。
これは僕たちが始めたスポーツだから、彼らはリーグの顔になれない。
「NBAの顔」に明確な定義はない。
NBAの顔になるためにはリーグで確かな実績を残すだけでなく、人々の模範となれるような人格も求められるだろう。
アンソニーの定義だと海外出身選手はNBAの顔になれないようだが、世界のファンはドンチッチやアンテトクンポ、ニコラ・ヨキッチなど常にMVP候補に挙がっている彼らをNBAの顔として見るに違いない。