ドワイト・ハワードがパオロ・バンケロに懇願「彼らを見捨てないで」

オーランド・マジックは現地24日、ドワイト・ハワードのチーム殿堂入りセレモニーを開催した。
ハワードはマジックをNBAファイナル進出に導いた実績を誇る偉大な選手のひとりだ。
だが、ハワードとマジックの別れ方は理想的ではなく、当時は「ドワイトメア」としてさまざまな議論を引き起こした。
ドワイトメアから長い月日が経過した今、ハワードは自身の決断を後悔しているのかもしれない。
ハワードは殿堂入りセレモニーの後、次のようにコメントしたという。clutchpoints.comが伝えている。
僕が君たち(マジックファン)を失望させてしまったことは分かっている。
僕も僕自身に失望した。
だが、それも人生だ。
僕たちは毎日学び、成長する。
ここでの素晴らしい日々を支えてくれた君たちに感謝する。
パオロ、彼らを見捨てないでくれ。
彼らを見捨てるな。
ハワードはマジックを去った後、ロサンゼルス・レイカーズに移籍。
だが、コービー・ブライアントとの確執などがあり、わずか1年でレイカーズを去ると、ヒューストン・ロケッツ時代はジェイムス・ハーデンと衝突し、その後は怪我などで期待されたパフォーマンスを見せることができなかった。
最終的にレイカーズでNBAタイトルを獲得することができたが、ハワードの言葉を聞いたバンケロはマジック一筋のNBAキャリアを送ることを改めて決心したことだろう。
なお、バンケロは近い将来マジックとマックス契約を結ぶと見られている。