ジェフ・ティーグがジャ・モラントの状況に懸念「アレン・アイバーソン化してしまう」

メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントは先日、コート上の不適切なジェスチャーによりNBAから警告を受けた。
だが、モラントはそれに懲りず、次の試合でも同じジェスチャーをし、NBAから7万5000ドルの罰金処分を下された。
しかし、モラントは手榴弾を観客席に投げ込むジェスチャーを編み出した。
元NBA選手のジェフ・ティーグは、モラントの状況がアレン・アイバーソンに似ていると感じている模様。
ティーグによると、モラントは今のような振る舞いを続けると、いずれNBAから締め出されてしまう恐れがあるという。ティーグのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼ら(NBA)は彼をアイバーソン化しようとするだろう。
僕たちが愛していた、誰もが愛していたアイバーソンに対し、彼らは悪いところばかりを指摘し始めた。
彼は散々な目に遭った。
アイバーソンが12年、13年しかプレイしていないなんてありえないよね?
彼が皆に嫌われるように、メディアは彼のが悪いところばかりを取り上げ始めたんだ。
あれと同じことをジャ・モラントにしようとしている。
少しずつだが、すでに皆のお気に入りではなくなり始めていると感じる時がある。
人々は彼をトップ10ポイントガードから外そうとしている。
言っている意味が分かるかい?
あのような奴らは彼のことを話題にすらしない。
彼は最高の選手のひとりだ。
最高のポイントガードではない。
NBAで最高の選手のひとりだ。
他にも25人くらいの選手が同じことをやっているのだから、(モラントのジェスチャーは)大したことではない。
数年前のモラントは、明らかにNBAトップクラスの選手のひとりだった。
だが、オフ・ザ・コートの問題で長期出場停止を強いられると、復帰後も怪我による長期離脱があり、以前と比べると存在感は薄れている。
果たしてモラントはNBAにとどまり続け、トップスターとして輝かしいキャリアを送ることができるだろうか?
なお、モラントの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 48 | 305 |
MP | 30.2 | 31.9 |
PTS | 23.0 | 22.6 |
TRB | 4.2 | 4.7 |
AST | 7.3 | 7.4 |
STL | 1.2 (キャリアハイタイ) | 1.0 |
BLK | 0.3 | 0.3 |
TO | 3.7 | 3.4 |
FG% | 45.5% | 46.9% |
3P% | 30.7% | 31.6% |
FT% | 83.1% (キャリアハイ) | 76.7% |