ルカ・ドンチッチのディフェンスの課題が数字に表れる

シーズン中のトレードでロサンゼルス・レイカーズに加わったルカ・ドンチッチは、ディフェンスを大きな課題にしている。
ダラス・マーベリックスのニコ・ハリソンGMもドンチッチのディフェンスを懸念し、トレードを決断したとされているが、レイカーズでも大きな問題になるかもしれない。
fadeawayworld.netによると、ドンチッチはミネソタ・ティンバーウルブズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンドで相手が16回ドライブを仕掛けてきた時、そのうち9回は簡単に抜かれてしまったという。
ウルブズはドンチッチにディフェンスさせるため、ピック&ロールを繰り返してドンチッチにマッチアップさせるようにした。
ウルブズのこの戦略は、数字と結果を見てもうまく機能したと言えるだろう。
また、ドンチッチがコートに立っている時、レイカーズのディフェンシブレーティングは120.41にとどまった。
これはレギュラーシーズンのNBAでワーストとなる数字だ。
ドンチッチのスコアリング能力とプレイメイク能力は一級品だ。
だが、ディフェンスを改善しない限り、レイカーズが安定して勝つのは難しいのかもしれない。