ミルウォーキー・バックスのNBAオールスターフォワード、ヤニス・アンテトクンポは現地12日、キャリアを通して初めてバックスから離れることに前向きになったと報じられた。

アンテトクンポはNBAタイトルを狙えるチームでプレイすることを望んでいる一方で、バックスはトレードのリターンに若手有望株とNBAドラフト指名権を要求すると見られている。

アンテトクンポとバックス双方の要求を満たすことができる可能性があるのは、現時点で2チームに絞られるのかもしれない。

hoopsrumors.comによると、アンテトクンポがトレードを要求した場合、ヒューストン・ロケッツとサンアントニオ・スパーズが最有力候補になる可能性があるという。

ロケッツとスパーズは若手有望株とNBAドラフト指名権を十分に保有している。

特にロケッツは以前からアンテトクンポに関心を持っているというから、もしアンテトクンポがトレード市場に出たら積極的に動く可能性が高い。

一方、スパーズはNBAタイトルコンテンダーではないものの、アンテトクンポとビクター・ウェンバンヤマのデュオは相手にとって脅威となるだろう。

なお、もしバックスアンテトクンポのトレードのリターンに若手有望株ではなくNBAドラフト指名権を重視する場合、ブルックリン・ネッツとユタ・ジャズがトレード先有力候補になり得ると報じられている。